スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ウイルス感染による小児の発熱

ウイルス性感染症で、小児が発熱をきたすもの

麻疹
風疹
ムンプス(おたふくかぜ)
突発性発疹
伝染性単核球症
アデノウイルス感染症(プール熱)
ヒトパルボウイルスB19感染症(りんご病)
ヘルパンギーナ
手足口病
インフルエンザ
日本脳炎

etc.


・麻疹(はしか:measles)
空気感染
潜伏期間8~12日
カタル期:37~38℃の発熱、鼻汁、咳嗽、目脂
3~4日後:一旦解熱。Koplik斑
発疹期:再度高熱になる(二峰性発熱)。発疹は耳介後部から全身へ広がる小斑状丘疹。互いに癒合する
回復期:色素沈着

発疹に伴う発熱が解熱した後3日は出席停止
合併症:中耳炎・乳様突起炎、肺炎、クループ、脳炎、亜急性硬化性全脳炎(SSPE)
治療法:対症療法のみ

予防:麻疹風疹(MR)混合生ワクチン
1歳と小学校就学時の2回の接種(定期接種)
感染者と接触した場合、72時間以内にワクチン接種、5日ないにγグロブリンの投与


・風疹(三日はしか:rubella)
飛沫感染。春~秋
潜伏期間14~23日
前駆期:耳後部リンパ節腫脹
2~3日後:発疹、発熱、リンパ節腫脹の3徴
 バラ色の発疹が顔から全身に広がる。癒合、色素沈着なし
 発熱は一般に軽度であり、ないこともある。
発疹がなくなるまで出席禁止

合併症:脳炎、特発性血小板減少性紫斑症(ITP)、関節痛
妊婦が感染すると出生児が先天性風疹症候群
(白内障・心奇形・難聴・発達遅延)

治療法:対症療法のみ
予防:麻疹風疹(MR)混合生ワクチン
1歳と小学校就学時の2回の接種(定期接種)


・突発性発疹(exanthema subitum)
ヒトヘルペスウイルス6型、7型(HHV-6、7)
接触感染
6か月~1歳に多い。
潜伏期間:8~14日
突然38~39℃の発熱、3日間稽留
4,5日目に解熱→斑状丘疹性発疹出現

合併症:熱性けいれん、脳炎、脳症

治療法:対症療法のみ。適宜解熱剤を用いる
予防:特になし


・伝染性紅斑(りんご病)
ヒトパルボウイルスB19の網状赤血球への感染→貧血。冬~春
潜伏期間:7~14日
発熱、筋肉痛、頭痛、体調不良
7~10日後発疹出現
 頬部:slapped cheek 発疹、口の周りは蒼白
 体幹から始まり四肢に広がる対称性、レース状の発疹

合併症:aplastic crisis 赤血球の異常形態を持った人が感染すると高度の貧血、汎血球減少に
胎児水腫 妊婦が妊娠初期に感染

治療:対症療法
予防:特になし。
 妊婦が患者と接触した際は経過を注意深く観察。



にほんブログ村 大学生日記ブログ 医大生へ
にほんブログ村


関連記事
スポンサーサイト
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。