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慢性腎不全の電解質異常と酸塩基平衡障害

1. 慢性腎不全(CKD: Chronic Kidney Disease)の定義
 下記の1.2のいずれか、または両方が3か月以上持続する
  1. 尿異常、画像診断、血液、病理で腎障害の存在が明らか。特に0.15g/gCr以上の蛋白尿(30mg/gCr以上のアルブミン尿)の     存在の重要
  2. GFR<60(mL/min/1.73m2)

2. 慢性腎不全にみられる電解質異常
・高カリウム血症
K>5.5mEq/L
症状:細胞機能の亢進
 ・横紋筋の緊張→足がつる、脱力、しびれ
 ・消化管の緊張→悪心、嘔吐
 ・心筋の緊張→心室性不整脈(致死的!)
 ・心電図:テント状T波、P波消失、QRS幅延長(サインカーブ様)
 原因:Kの腎臓での排出障害
     代謝性アシドーシスによる細胞外液Kの増加(細胞内シフト)
     :細胞外でのH+の増加により細胞内のKとH+が入れ替わる
 治療:心室性不整脈の治療……Ca製剤
    血中Kを低下させる……インスリン、重炭酸Na、K吸着剤、血液透析

・CKDに伴う骨ミネラル代謝異常(CKD-MBD)
 骨以外での異所性石灰化、繊維性骨炎、骨軟化症
 高リン血症


3.慢性腎不全にみられる酸塩基平衡障害
 代謝性アシドーシス
 症状:意識障害、全身倦怠感、食欲不振、高K血症
 原因:リン酸、硫酸など有機酸の蓄積
 治療:重炭酸Na





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